新井光史

1960年 神戸生まれ。花の生産者としてブラジルへ移住。その後、サンパウロの花屋で働いた経験から、花で表現することの喜びに目覚める。第一園芸に入社後は、ホテル店の店長などを経て、現在は第一園芸デザイン・クリエイト室の室長として従事。また近年では、ウェディングやパーティ装飾、オーダーメイドアレンジメントのご依頼のほか、さまざまなイベントに招致される機会も多く、国内外におけるデモンストレーションやワークショップなど、日本を代表するフラワーデザイナーの一人として、幅広く活動している。     

2018年3月、作品集「the Eternal Flower」を上梓しました。色・時間・形・物語、この4つのテーマの中で躍動する花の息吹は、ページをめくるたび、まるで頬に触れてくるかのように伝わってきます。新井の人柄を表すような、その温厚誠実な花の姿は、中島清一氏の撮影によるものです。

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